サイコロ6にて、サイコロシリーズ最後の一投を投げた直後に大泉さんが発した暴言。
サイコロシリーズを通して鈴井さんはやらかす人というイメージが定着しつつあったが、二日前に鈴井さんがやらかしてからは完全に彼の信用も地の底に落ち、散々な言われようだった。しかし最終日前夜に汚名返上の一発を出したため、最後の一投は鈴井さんに任せることとなった。
選択肢はシンプルに二択。札幌に帰るか、高知に行くか。
鈴井さんは最後まで鈴井さんだった。
青森で振った際も札幌か博多の二択。そして最後のサイコロも札幌か高知の二択。
札幌/札幌 札幌/高知 博多/札幌 博多/高知、今回の一投を含め1/2の確率で札幌へ帰れる機会が2回もあった。
つまり3/4の確率で札幌に帰れていた。逆を言えば、1/4の一番出してはいけない結果を出してしまった鈴井さん。
これには大泉さんも怒り心頭。積年の恨み辛みをためにため、周囲に響き渡るほどの声で「バカ野郎！」 と叫んだ。
鈴井さんは手で顔を覆って黙り込み、飛行機の機内でも終始うなだれていた。
高知に着いた彼らは偶然にもお遍路さんの団体ツアーに遭遇。ディレクターから無言の圧力を受け、鈴井さんはお遍路へと旅立つのであった。
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