試験に出る石川県富山県にて、2日目の宿で鈴井講師が蜃気楼(しんきろう)の仕組みについて説明している最中、一向に理解が深まらない安田生徒を力技で持ってわからせる時に出たテロップ。
光の特性として、密度の高い方向へ曲がる。そして温かい方よりも冷たい方が大気の密度が高い。通常大気は高所であればあるほど冷たく密度が高くなる。
しかし春頃の富山湾は雪溶け水が富山湾に流れ込み、低い場所の大気密度が高くなる。だが上空は乾いた季節風が吹いているため、温度差の激しい逆転層が生じる。
水平線の向こうに船があるとしても、通常は見えるはずがない。しかし先程の状況が生まれると、船に反射した光が空へと向かわず、冷たい富山湾(海上側)に引き寄せられ、見えないはずの船が浮いて見える。これが蜃気楼の原理である。
しかし安田さんはこの光の特性を一向として理解できず、30分に及ぶ鈴井講師の講義も実らず、講師はキレ始め、最終的に四の字固めでわからせた。
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