試験に出る石川県・富山県にて、大泉校長が作った語呂合わせ。
富山県の砺波平野の特徴をまとめた語呂合わせが次の通り。
砺波平野
シャンソン(散村)を歌うの誰や チューリップと波平や(砺波平野)
(シャンソンをうたうのだれや チューリップとなみへいや)
砺波平野の家は一戸一戸が離れて建っている。決して近隣との付き合いが悪いわけではなく、自身の耕作地にアクセスしやすいよう考えられた作り方、というよりも、効率を重視した結果一戸一戸の距離が離れてしまったのである。こうした形態のことを散村と言う。また家を囲うように高い木が植えられているが、これはただ観賞用というわけではなく、風や雪から守るため。
チューリップの球根は浅植え(地表から浅い部分に植える)したほうが成長しやすいのだが、冬季は気候の影響を受けて土もろとも凍結してしまう恐れがある。だが雪が降り積もれば、雪によって大気の影響を土が直接受けずに済み、保温される。雪の降らない季節は米を作り、雪が降る季節はチューリップを植える裏作が広まっていた。
砺波平野は散村であり、積雪を考慮したチューリップ栽培が有名。こうした点をまとめたのが先程の語呂合わせなのである。
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